コラム

湘南について語る





湘南と函館をつなぐ歩々清風 | 夜カフェ・夜喫茶・BAR


歩々清風と湘南のつながり

もともと私は湘南にいて、仕事を退いたのをきっかけにこの函館の地へ移ってきました。
そんな経緯もあって、歩々清風では、函館にいながら湘南の空気も感じていただけるような店にしたいと考えています。
二つの土地を夜カフェ夜喫茶BARという形で、この歩々清風という店を通じて自然につないでいけたらいい。
そんな思いを込めながら、この店を続けています。

湘南コーヒーについて

その気持ちが、いちばんわかりやすく表れているのがコーヒーです。
うちでは「湘南珈琲」にお願いして、歩々清風のためのオリジナルブレンドを特注しています。
強く前へ出るというより、ゆっくり飲んでいるうちに良さが見えてくるような一杯で、夜にもよくなじみます。
夜カフェのように過ごす時間にも、こういうコーヒーはちょうどいいものです。
飲み終わったあとに、ふっと余韻が残る。その感じが私は気に入っていますし、歩々清風の空気にもよく合っているように思います。

改めて歩々清風は、夜カフェのようにも、夜喫茶のようにも、BARのようにも使っていただける店です。
そんな店ですから、コーヒーもまた、ただ飲みものとしてあるのではなく、夜の時間に自然になじむものであってほしいと思っています。
函館の街で飲んだあとにもう一杯だけ落ち着きたい夜にも、最初からコーヒーの気分で過ごしたい夜にも、歩々清風自慢の湘南コーヒーは無理なく寄り添ってくれます。
夜カフェ夜喫茶として静かに過ごす時間にも、よく似合う一杯です。

シラス丼と湘南の味

そして、湘南とのつながりはコーヒーだけではありません。
季節限定でお出ししている釜上げシラス丼にも、その思いはつながっています。
湘南名物として親しまれているしらすを、函館で召し上がっていただく。
北の港町と南の海辺の町で、景色は少し違っても、湘南と函館、それぞれの海のそばで育まれてきた食べものには、どこか通じるものがあるように思うのです。

函館と湘南が重なる場所

歩々清風では、函館湘南、その二つの空気が店の中で無理なく並ぶことを大事にしています。
夜カフェ、夜喫茶として湘南コーヒーをゆっくり飲む時間もあれば、季節のしらす丼を楽しんでいただく時間もある。
大げさなことではありませんが、そういう小さな重なりが、この歩々清風という店らしさになっているのかもしれません。
気が向いたときに、夜喫茶、夜カフェとしての「湘南コーヒー」と、函館で食べる湘南名物の「釜上げシラス丼」、そっと味わっていただけたらありがたいです。